アントニオ・ガウディの設計したカサ・デ・ボティネスの前の広場に青銅のベンチがあり，ガウディが座っています。 カサ・デ・ボティネスは今は銀行として使われていますが，入口の上に鰐がおり，愉快です。
レオンの街の中心を「巡礼の路」が通っています。 メインストリートにポツポツと打ってある青銅の貝殻がサンティアゴ・デ・コンポステラの方向を示しています。 帆立貝は巡礼のシンボルです。
奥の広場はレオンの大聖堂です。
レオンのメインストリートでカーニバルの一行に出会いました。 タンバリンを持ったジプシーでしょうか？ 一緒に収まってもらえました。
巨大な大聖堂です。 ここでもコウノトリが悠々と飛んでいます。
中に入って美しいステンドグラスに囲まれました。 しかし撮影は失敗でした。 セルフタイマーを使ってリリース時のカメラ振れを防止するか，ISO800 のフィルム使うか，デジカメで撮影して毎晩ホテルでノートパソコンに取り込むか，三脚禁止が痛い。 （参考・ステンドグラス）
正面（西側）ファッサード入口のタンパン彫刻です。 「最後の審判」の一部でしょうか，左上の足は髭むじゃなキリストですが，その下の地獄の大釜は沸き立ち，罪人が投げ入れられています。 茹った罪人をむしゃむしゃと食べている大悪魔がいたりしてなかなかユーモラスですが，笑っている場合ではなさそうです。 左側は天国の彫刻です。
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11世紀のセビリャ大司教イシドロに捧げられた古いお堂です。 内部の王家霊廟には当時の天井画が残っています。 月々の仕事の暦絵があるのですが，撮影禁止ですので絵葉書を買いました。 （参考・クリプタ）
レオンから最終目的地サンティアゴ・デ・コンポステラへ向います。 バス道路沿いの旧街道では歩いて行く現代の巡礼を多数見かけました。
途中アストルガで昼食となりました。 古い大聖堂の上をコウノトリが悠々と飛んでいます。 左側にはアントニオ・ガウディの設計した司教館があり，博物館になっています。
アストルガの大聖堂は閉まっていましたが,脇の美術館から回れました。 華麗な天井です。
柱が曲がって見えるのは，私のカメラのレンズ不良です。 ズーム付きは便利なのですが，やはり何処か無理があるようで。
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お堂南側の翼廊への出入り口の扉です。 その傾き具合からしてかなり古そうなのですが，代々の司教さんとアニュースデイ（聖なる子羊）ですので，洗礼堂への入口でもあるのでしょうか。
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旧巡礼路（サンティアゴの道）は現代の街道を外れて山に入ります。 昔の面影を求めてバスはセブレイロ峠に登ります。
ここの地名が現代のロードマップに見当たらず悩みましたが，サンティアゴ・デ・コンポステラで購入した巡礼路地図には載っていました。
峠の上には避難小屋を兼ねた様な丈夫な教会があります。 雷雨の中，やっとここにたどり着いた巡礼は感謝の祈りを捧げたことでしょう。
教会の脇には，似たような石積みのホテルがあり，現代の巡礼者を泊めていました。 この旅のお仲間で，翌年徒歩でサンティアゴ・デ・コンポステラへ行かれた方もここに泊まられたそうです。
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