ヴェルサイユ宮殿に行こうと，オーステルリッツ駅にやって来ました。 終端駅ではないので，どの列車に乗ればよいのか迷いましたが，ホームにあるテレビに，次に来る列車の行く先を見つけて安心しました。
R.E.R. と呼ばれる地下鉄乗り入れ郊外電車です。 車両は全車 2階建てですが，標準軌ですので湘南電車のダブルデッカーの狭さはありません。
1日を有効に使おうと，9時頃に訪れました。 人出は余りなく静かな朝でした。 帰る頃，この広場は人で一杯でした。
金鍍金された門を通って前庭に入ります。 中央の高い建物は王室礼拝堂ですが，行きそこないました。
ヴィーナスの間の天井画です。 現地で購入したガイドブックの写真と何処か違うと 思いましたら，ガイドブックの写真が裏焼きでした。
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アポロンの間にあるルイ14世の肖像画ですが，太陽王の雄姿です。 ルーブル美術館にも同じ絵がありますので，こちらはレプリカかも知れません。 そういえば戴冠の間には「ナポレオン 1世の戴冠式」の絵がありましたが，それもレプリカかも知れませんね。
【後補】「美術館ページを進めていましたら，どちらも リゴー，ダヴィッド による別ヴァージョンであることがと判明しました。 何の説明もなく飾られていましたので。
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アポロンの間の天井画です。 横向きですが，太陽の神アポロンが天空を渡って行きます。 太陽王を示しているのでしょう。
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その昔にぎやかな舞踏会が行われた鏡の回廊です。 右側の開いた窓の反対側には鏡が置かれ，光り輝くシャンデリアの光が倍増されて，キラキラと輝いていたことでしょう。 マホガニー材の床模様はヴェルサイユ式で，他の宮殿でもこの床模様を見ることが出来ました。 奥の暗がりは工事中なのでしょう，シャンデリアの輝く夜を演出してありました。
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王妃の間のベッドの天蓋です。 金糸を織り込んだ見事なものです。
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宮殿から裏の庭園側に出ました。 北翼棟が続いています。
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電気自動車のシャトルに乗ってトリアノン宮殿に向かいます。 途中ドラゴンの噴水とネプチューンの噴水の間を通りますが，水を吹かない噴水はどこか間抜けな感じです。 砂利道をゴムタイヤでゴトゴト行くのですが，それほど快適ではありませんでした。
大トリアノンのテラスです。 来るのが早すぎたようで，ナポレオンやド･ゴールによって修復された宮殿は午後から開くとか。
色大理石の柱が何処か寝ぼけた感じでした。 描かれたものかも知れません。
ヴェルサイユ宮殿の見学を早めに切り上げて，パリに戻ります。 帰りも同じ 2階建ての R.E.R. です。 我々同様に大トリアノンに入れなかった新婚さんとは同じ電車になりました。
サンリス，シャンティイへの小旅行の途中にエルムノンビルに寄りました。 エルムノンビルはジャン・ジャック・ルソーが晩年を過ごした処とか。 彼の住んだ宮殿の中には入れませんでしたが，小奇麗な田舎町でした。
途中，今でも使われている古いお城に寄りました。 前の池には白鳥が泳ぐよい処でした。 裏庭には猪の置物が置かれ，城の窓から射撃練習をするのだとか。 シャトーのあちこちが傷み，補修は大変なんだろうなと思いました。
ルイ十四世のいとこの宮殿とか。 ヴェルサイユの大きさこそありませんが，似た雰囲気です。
ここもフランス革命時に破壊され，その後修復されたそうです。
シャンティイ城とは競馬場を挟んだ反対側に，馬の博物館があります。 サーカスを超える馬の調教が行われているのですが，今回の観光コースには入っていませんでした。
シャンティイ城の内堀を渡って館の入口に向かいます。 猟犬の彫刻やスフィンクス等の彫刻が並んでいます。
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シャンティイj城の内部はコンデ美術館となり，えっという絵が展示されています。 中央のビーナス誕生はアングルですね。
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ギャラリーの両側に絵が並びます。 毒蛇を首に巻くピエロ・ディ・コジモのシモネッタ・ヴェスプッチの絵がありましたので撮影しましたが手振れで失敗でした。
古書を集めた図書館もあり，ルネッサンス期の本が展示されていました。｜旅 紀行Topへ｜
貴族の生活が窺えます。 床の絨毯はシルクの様に見えました。 手前に置かれた象嵌のある小テーブルはイタリア製でしょうか？
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紫水晶のシャンデリアだそうです。 こんな大きなアメジストはブラジル産でしょうか？ ヴェルサイユのシャンデリアと似た感じですが，とても贅沢なものですね。
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シャンティイ城の館の出口に続く廊下のの窓にステンドグラスがありました。 王家の紋所でしょうか。
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館の表に出ました。 壁にはガス灯が取り付けられておりシンデレラ城の様なよい雰囲気です。
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