ギリシャ紀行 (携帯電話版)

  ・アテネ-II ( 考古学博物館 )


国立考古学博物館 ( ギリシャ, アテネ )

帰国の飛行機の時間まで半日フリータイムがありましたので,国立考古学博物館へ出かけました。 博物館の表では野外彫刻の展示が行なわれていました。

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アガメムノンのマスク ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

シュリーマンの発掘したミケーネのアガメムノンのマスクです。 目を閉じた穏やかなその顔は,見る者をほっとさせるものがあります。

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黄金のマスク ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

同じくミケーネの墓から出土した黄金のマスクです。 アガメムノンのマスクとは異なり,現実にありそうな顔立ちです。 被葬者当人を表しているのでしょう。

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蛸の飾り金具 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

ミケーネの墓から出土した蛸の飾り金具です。 衣服に縫いつけた飾り金具の様に思いますが,とても面白いデザインです。

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黄金の王冠 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

ミケーネの墓から出土した王冠です。 金金々,王の権威は正にここにあり,です。

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黄金のネックレス ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

ミケーネの墓から出土したネックレスです。 今でも通用する素敵なデザインです。

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テラコッタの飾り ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

ミケーネの墓から出土したテラコッタの飾りです。 糸で十文字に縫い付ければ,じゃらじゃらして格好いいですね。

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黄金のカップ ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

ミケーネの墓から出土した黄金のカップです。 これでワインを飲んでいたのですね。

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象牙彫刻 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

ミケーネの墓から出土した象牙彫刻です。 インド的な雰囲気もありますが,アフリカからもたらされた象牙でしょうか。

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テラコッタの動物 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

生贄の動物の代わりなのでしょうか。 角があるので牛かな。

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壁 画 I ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

ミケーネから出土した壁画です。 いつの時代も女性は女性なのですね。

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壁 画 II ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

クレタから出土した壁画です。 サントリーニから出土した壁画は時間がなく回れませんでした。

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蛸の壷 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

蛸の模様の壷です。 ミケーネの博物館にも似たような壷がありました。 八本の腕の広がりがとても面白いです。

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幾何学模様の壷 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

人の背丈を越える大きな壷です。 常用の壺より綺麗です。 貴人の墓に収める等の特別の目的のために作成されたのではないでしょうか。

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戦車模様の壷 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

赤絵の壷ですが,四頭立ての戦車が描かれています。 デルフィの御者像の様な御者も描かれています。

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クーロス像 I ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

スニオンのクーロス像です。 スニオン岬で発見されました。

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クーロス像 II ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

これもスニオンのクーロス像です。 この像は何か生々しいですね。

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アルテミシオンのポセイドン I ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

アルテミシオンのポセイドンです。 エヴィア島アルテミシオン沖の海中から,1928年に発見された古代のブロンズ像ですが,すばらしい出来栄えです。 三叉鉾を今まさに投げようとする力強さが溢れています。

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アルテミシオンのポセイドン II ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

アルテミシオンのポセイドンのアップです。 よい表情ですね。

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アルテミシオンのポセイドン III ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

アルテミシオンのポセイドンの背後側です。 どこかの神殿に運ぶ途中に難破したのでしょうか,それとも戦争の分捕り品が沈んだのでしょうか。

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クーロスの台座  ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

クーロス像の台座彫刻です。 レスリングの試合の様ですが,浅浮き彫りなのに深みを感じます。

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エレウシスの浮彫り ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

エレウシスの町の神殿で行われていたエレウシスの秘儀の様子だそうですが,秘儀とは?

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墓碑彫刻 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

墓碑の彫刻ですが,姉と弟の像だとか。 一緒に亡くなったのでしょうか。

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台座彫刻 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

これも,クーロス像の台座彫刻です。 神話の一場面でしょうが,よく出来ていますね。

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時計の歯車 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

難破船から見つかった古代の時計です。 惑星の運行の表示が出来たという話ですが,歯車比を計算して歯車を設計し,ヤスリで歯を切ったのでしょうか,驚きです。 (参考・裏側

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エウロペの略奪 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

エウロペの略奪を浮き出しにしたメダルです。 牛に姿を変えたユピテルがフェニキアの娘エウロペを略奪します。 エウロペはヨーロッパに名前が残ります。

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黄金の髪飾り ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

黄金の花柄の髪飾りです。 王より王妃のものではないでしょうか。

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神殿の軒飾り ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

神殿の軒飾りのライオンです。 口から雨水を吐く様に穴が開いています。

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コロノスの墓碑 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

ライオンの革を掛けた馬が見事です。 勇者の墓でしょうか。

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アフロディテ像 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

アフロディテの像です。 衣の拡がりが綺麗ですね。

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アンティキセラの青年 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

アンティキセラの青年像です。 この像もアンティキセラ沖の難破船から 1900年に発見されました。

古代の難破船から発見された像として 1972年に発見された 2体のリアーチェの戦士像がイタリアの爪先レッジョ・ディ・カラブリアの国立博物館にもあります。 (参考・リアーチェの戦士

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ミロスのポセイドン ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

ミロス島で発見されたポセイドンの像です。 ミロス島はミロ島で,ルーブルのヴィーナスが発見された島です。

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アフロディテとパン ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

アフロディテとパン(牧神)の像ですが,パンの前が怪しいです。 1904年にミロス島で発見されました。

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青年の像 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

ローマ的な雰囲気の銅像です。 皇帝の像かも知れません。

【後補】 ローマ皇帝アウグストスの像です。

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石棺の浮彫り ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

石棺の浮き彫りです。 博物館の中庭の廊下に置いてありました。 猪狩りの様子でしょうか。

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クピドの石棺 ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

可愛いクピド(キューピー)がいます。 クピドはアフロディテ(ヴィーナス)の眷属ですので,女性のお棺でしょうか。

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床モザイク ( ギリシャ, アテネ,考古学博物館 )

床モザイクをパネルに移し,壁に飾ってありました。 蛇の髪のメデューサですね。
中庭への出口付近と館内地図にあるミュージアムショップを探しましたが工事中でお休みでしたのでガイドブックが買えませんでした。

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【旅の終り】 オルヴィエートワイン ( イタリア, ミラノ )

今回の旅は,オルヴィエートで始り,オルヴィエートで終ります。

メーデーのストライキの影響で,ミラノ行きの飛行機が 2時間以上も遅れてアテネを離陸しました。 ミラノで乗り継いで日本へ帰る飛行機は既に出発してしまいましたので,別の航空会社の飛行機への振替輸送となりました。 お詫びのお食事券が出ましたが,ここはイタリア,オルヴィエートワインで憂さを晴らしました・・・とさ。

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ピレウス港,スニオン岬(トルコ紀行) トロイ