エーゲ海クルーズに乗ろうと早朝にピレウス港に集まりました。 あいにく 5月1日のメーデーのストライキにぶつかり，出る，出ないで数時間待たされました。
ピレウス港の写真を撮ったりしてクルーズ船の出航を待ちましたが，8時過ぎに正式に欠航が決まりました。 アーァ です。
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エーゲ海の小クルーズが中止になり，アテネの市街に戻りました。 国会議事堂付近で，交代した衛兵が乗ったバスとすれ違いました。 あの名物のスカートを穿いた兵隊さんが立ち姿で大勢乗っていました。 スカートの襞を保つ為でしょうか？
ホテルで食事をした後スニオン岬のポセイドン神殿を尋ねます。
エーゲ海クルーズをあきらめて，スニオン岬のポセイドン神殿に出かけました。 ポセイドン神殿はスニオン岬のまさにその突先にデンと構えています。
ポセイドンはローマ神話ではネプチューンと呼ばれますが，海の神です。 アトリビュート（持物）はトライデント（三叉鉾）ですが，複数弾頭を積む原子力潜水艦発射弾道ミサイルもトライデントと名付けられています。
あまり天気がよくなく，エーゲ海クルーズをあきらめた我々の気持ちを代弁しているのかもしれません。 ポセイドン神殿はパルテノン神殿と同時に建設（再建）された兄弟神殿だとか。 通常なら神殿の内部にまで入れるのですが，メーデーのためゲートが開きません。 （参考・ポセイドン神殿）
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当時の神殿は灯台でもあったとか。 夜間にエーゲ海から帰る船にとって，スニオン岬のポセイドン神殿の明かりを右に見て，エギナ島のアフェア神殿の明かりを左に見て岩礁を避け，その奥のパルテノン神殿の明かりを目指したのではないでしょうか。 真っ白い大理石の柱が大きな反射板になったでしょう。
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アテネのホテルの裏にトラムの駅がありました。 乗る機会はありませんでしたが，連接台車が挟まっていたりして近代的な路面電車です。 アテネ・オリンピック時に整備されたのでしょう。
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