エピダウロスに立派なギリシャ劇場が残っています。 客席のすり鉢の角度を測ってみようかと三角面が斜めにならない様に撮影してみましたが，約 30度の勾配（正三角形の1/2）の様です。
すり鉢の客席に登ってみましたが，丸いステージがどこからもよく見えます。
ツーアガイドさんが，平土間の中心石を取り囲んで「幸せなら手をたたこう」を歌いましょうと提案し，皆で歌って手をたたいて来ました。（旅の恥はかき捨てて）｜旅 紀行Topへ｜
角度を変えて撮影してみました。 数千人は入れそうな大きさです。 伝統のギリシャ悲劇等が演じられたのでしょう，ギリシャの歌舞伎座かな。 今でも，年に何日か演劇等が行われるそうです。
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エピダウロス遺跡は劇場だけではありません。 古代の病院の跡とかで，神殿をはじめ立派な建物が多数存在していた様です。 時間の関係からでしょうかそちらへは行きませんでしたが，博物館に出土品が展示してありました。 写真は神殿の軒飾りの彫刻です。 雨が降ると獅子が雨水を吐き出すのでしょう。
こちらも出土した神殿の軒飾りですが，雨水吐きは獅子ではない様です。 牙が見えますので羊等ではありません。 耳が寝ているので狼でもなさそう。 猪かな，熊かな？ 上に女神がいますね。
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コリント式石柱の柱頭です。 他にもギリシャ建築のエレメントが幾つも展示されていました。 エピダウロスはコリントの文化圏に含まれます。
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これも，コリント式石柱の柱頭です。 あまりに綺麗ですので復元かとも思いましたが，渦巻が欠けていたりしますので当時のものでしょう。 下から見上げて丁度よい様に反っているのだと思います。
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コリント運河にやって来ました。 60m の高さの岩を堀削って運河を通しています。 空母の様な大型船は通れませんが，ペロポンネソをぐるっと回らなくてもよいのですから大変な効果ですね。
道路橋脇の歩道橋の上から覗いた時には船が居なかったのですが，鉄道橋のトラスの間にこちらへ向かうらしい船影を発見し，わくわくしながら待っていました。
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コリント運河は狭いので船は慎重に進みます。 10分ぐらいしてやっと撮影できる状況になりました。
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コリント運河の底を進んで来る船をアップしてみましたが，遊覧船の様な感じです。
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船と運河と運河の崖と鉄道橋とコリント湾とを全部入れてみました。何となく絵になっているかな？
道路橋の真下を通るところまで追いかけていましたが，下の船からも声がかかりました。 我々も手を思い切り振りながら返答しました。｜旅 紀行Topへ｜
アテネを立ちミラノに向かいますが，飛行機の窓からコリント運河が見えました。 リオ・アンディリオ橋も見えましたが真下に近くうまく写せませんでした。
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コリント運河をバスで渡りアテネに戻ります。 湾の奥にサラミス島が見えます。 サラミスの海戦が行なわれたのはこの島の向う側です。 石油陸揚げ桟橋の向うに日が沈みます。
｜ミケーネ｜ピレウス港，スニオン岬 ｜