今回の旅は，ミラノからのアリタリア航空の「オルヴィエート号」から始まります。
以前イタリアへ行った時に訪れた，オルヴィエートの美しい Duomo とルカ・シニョレルリのフレスコ画と 2重螺旋の深い井戸等を思い出します。
アテネのホテルが街中にありましたので，朝食前にホテル近くを散歩しましたが，ギリシャ正教の教会がありました。
ギリシャ正教教会に入ってみました。 薄暗かったのですが，天井一杯に宗教画が描かれていました。 撮影写真を無理やり明るく加工してみましたが，少し無理がある様です。 雰囲気は伝わるのではと思いますが。
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アテネのアクロポリスの丘に登る前にアテネの街と古代アゴラが見渡せる丘に登りました。 保存状態のよいヘファイストス神殿がよく見えます。 足元はつるつるとよく滑る大理石の岩で，危ない危ない。
憧れのパルテノン神殿にやって来ました。 さすがに大きい・・・，ドーリス式の列柱がとても立派です。 午前中でしたので逆光で発色がよくないのですが，しばらく見とれていました。
パルテノン神殿の正面側に回りました。 こちらは順光ですのできれいに写りました。 修理工事の足場が少々邪魔ですが，地道な修復に期待します。 大英博物館に移された破風彫刻が戻ってくるとよいですね。
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神殿正面の南側です。 基壇に据えられたエンタッシスの柱が，どうだと言わんばかりに見事に生えています。
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神殿南側面の西側の角です。 左側は神殿の背面になりますが，プロピレア（前門）を登って来た時の正面になります。
石柱上部のメトーベの石版彫刻の存在がごく自然に見えます。｜旅 紀行Topへ｜
ギリシャ国旗の翻る展望台から見たパルテノン神殿正面です。 人々々で大賑わいです。
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これもパルテノン神殿です。 ギリシャの世界遺産を巡ってから再度アテネに戻って来た時に，ホテルの部屋の窓から三脚を使って遠望しました。 アテネの街を散策する機会があまりなく，アクロポリスの丘を下町から写したものがありません。
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パルテノン神殿の北側にある，エレクティオン神殿です。 乙女の石柱のあるテラスが付いています。 エレクティオン神殿とパルテノン神殿との間は，サラミスの海戦以前にペルシャ軍に破壊された旧パルテノン神殿の跡地とかで石ごろごろでしたが，野生のアイリスが咲いていました。 サラミスの海戦に勝って今のパルテノン神殿が再建されました。
エレクティオン神殿の石柱です。 イオニア式の石柱でドーリス式石柱よりも細く軽快です。 上部の白い石版は補修の時に補われたものでしょう。
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エレクティオン神殿の石柱の足許です。 編み込み模様が綺麗に取り巻いています。
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エレクティオン神殿の天井です。 石の梁と四角く窪んだ天井石が見えます。 四角く窪む装飾はローマのパンテオンにも見られますし，バチカンのサン・ピエトロ寺院にも展開されています。 右上の白い三角は隣の石柱の表面なのですが日が当たっています。
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神殿脇のアクロポリス博物館に置かれているコーレ像です。 アルカイック期の乙女像ですが，鼻が欠けていてお気の毒です。その神秘な微笑と髪形に古雅なものを感じます。
別のコーレ像です。 髪は三つ編みにしているのでしょうか。
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ペルシャ軍に破壊された旧パルテノン神殿の破風彫刻でしょうか。 神話の一場面でしょうが，髭むじゃな表情がおかしいです。
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これも神殿の破風彫刻です。 瀕死のロバでしょうか？ ざらざらの肌は後補部分と思われます。
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エレクティオン神殿のカリアティデス柱廊の乙女の石柱です。 実物は酸性雨から保護するために博物館に保管され，神殿にはそのコピーが置かれています。
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エレクティオン神殿のカリアティデス柱廊の乙女の石柱がガラスで仕切られて並んでいます。 数が足りませんが 1体は大英博物館にあるそうです。
2000年間以上もご苦労さまでした。 ガラスに写る人影と比べその大きさがわかります。｜旅 紀行Topへ｜
アクロポリスの丘の南側の崖の上からアテネの街を見渡します。 凄い崖ですね。
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ギリシャ時代のディオニソス劇場です。 アクロポリスの丘の南側面にあり，パルテノン神殿から見下ろせます。
ディオニソスはローマ神話ではバッカスと呼ばれます。
ローマ時代に，ヘロド・アティクスが寄贈した音楽堂（オデオン）です。 今でも使われているそうですが，その音を聞いてみたいものです。 演劇の言葉がわかるともっとよいのですが。
アクロポリスの丘の下に，ローマ時代のゼウス神殿があります。 内部に入りませんでしたが，バスの窓から見えました。 （参考・ゼウス神殿）
第一回近代オリンピックが開かれた記念すべき競技場です。 古代の競技場の様に U字型の観覧席です。 （参考・パナティナイコ・スタジアム）
ギリシャの民族衣装を着た衛兵が無名戦士の墓を護っていました。 細かな襞が沢山あるスカートを穿いて，ナイフを隠した熊の毛皮の靴を履いてすましています。
アクロポリスの見学を終えて，アテネの街中で昼食です。 機関車型の遊覧自動車がやって来ましたので撮影しました。 この時気が付きましたが，デジカメはシャッターが下りるのが一拍遅れますね。 危うく機関車が通り過ぎるところでした。
午後からメテオラの近くのカランバカへ移動します。｜旅 紀行Topへ｜
｜（スロヴェニア，クロアチア紀行） ドゥブロヴニク｜メテオラ｜
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