デルフィ遺跡の入り口からアポロン神殿へと坂道を登って行きます。 その昔，アルゴス王がシチリアにメッシーナの町を造った記念に奉納したという多くの像が飾られていた所とか，デルフィの神託が当たったのかな。
東照宮の灯篭の列の雰囲気です。上部にアポロン神殿の白っぽい石柱が見えます。
古代の碑文です。 ガイドさんが，デルフィと書かれているといっていましたが読めますか？
神殿入り口部の石垣の石にも沢山刻まれていました。｜旅 紀行Topへ｜
アポロン神殿への坂道の途中にアテネ人の宝庫が復元されています。 神殿への奉納品が飾られていたのではないでしょうか。
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デルフィ遺跡のアポロン神殿の復元された石柱が見えてきました。 地震か何かで倒れてしまっていた様ですね。
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アポロン神殿の脇に角柱が聳えていました。 何か彫像が奉納されていたのだろうと思われます。
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アポロン神殿を少し高い位置から望みます。パルテノンの様な立派な神殿だったろうと思います。 石積基壇の構造がわかります。 外部列柱下部の基壇の上部構造は失われていますが，面白いことに，残っているその内側の基壇が弓なりに曲がっています。 何か訳があるのでしょうか，地震でずれてしまったのでしょうか？
神殿内部ではデルフィの巫女によるアポロンの神託が行われていたそうですが，恐山のいたこの口寄せみたいなものとは言い過ぎかな。
デルフィの巫女はシスティナ礼拝堂の天井にも描かれています。｜旅 紀行Topへ｜
アポロン神殿後部から見下ろしたアテネ人の倉庫と，デルフィーの谷です。 凄い山の上にありますが，この様な立地が神秘的なのでしょう。
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アポロン神殿上部にある劇場です。 輝く神殿を目の前に置いたよいロケーションです。 年に何回もお祭りがあったのでしょう。
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劇場のさらに上にある競技場です。 オリンピアの競技場ほど広くはありませんが，神に捧げる競技会が開かれ，すっぽんぽんで走り回っていたのでしょう。
アポロン神殿の南側にあったナクソスの柱の頂上に乗っていたスフィンクスです。 エジプトのスフィンクスとは少し異なり，アルカイックな感じです。
編んだ髪を垂らした乙女の像です。 頭の上の石の様なものは何なんでしょうか，像の一部なんだろうとは思いますが。
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神殿の軒飾りの彫刻です。 大きさが小ぶりですのでアポロン神殿の物ではなさそうです。 戦いの場面ですが，ライオンが登場しています。 ライオンを戦いに投入したのでしょうか，それとも神話の一部でしょうか。
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神殿の破風彫刻ですが，アポロン神殿より小ぶりな感じです。 アポロン神殿に付属する神殿のものでしょうか。
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神殿に捧げられていたクーロス像です。 左足を少し前に出したポーズのアルカイックな捲毛が特徴です。
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神殿の軒飾りです。 獅子の口は雨水樋になっており雨水を吐き出しますが，これらが交互にずらっと並んでいました。 彩色されていて綺麗だったでしょう。
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哲学者と呼ばれる石像です。 奉納彫刻の一つでしょうか。 ソクラテス然とした重みがありますね。
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デルフィの臍と呼ばれる石です。 アポロン神殿の中に置かれ，この石を通して巫女の神託が行われたとか。
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何かの台座の飾り彫刻です。 最下段には蝙蝠がずらっと並んでいます。
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神殿の飾り彫刻の一部でしょうか，神話上の戦いの一場面ですね。 ケンタウロスが居たり，ドラゴンが８の字にとぐろを巻いたりしています。
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神殿の表に奉納されていたブロンズ製の戦車の御者像です。
戦車を引く馬の脚がこの像の近くに置かれていました。戦車全部がそろっているわけではありませんが，御者はほぼ完全です。｜旅 紀行Topへ｜
戦車の御者像のアップです。 凛々しい顔立ちで真直ぐ前を見ています。
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デルフィの遺跡に大きなあざみが咲いていました。 葉っぱの様子が何となく違う感じですが，ミケーネの遺跡にも咲いていました。
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コリント湾に懸かる大橋を渡ってペロポンネソへ渡ります。 海をまたぐ 4連の斜張橋でアテネ・オリンピックに合わせて完成したとか。
右側の海は，レパントの海戦が行われたパトラス湾に続きます。
バスツアーの休憩でパトラの街に寄りました。 ギリシャ人の運転手は自分の信仰する聖人を祀る聖アンドレ寺前に車を止めて，休憩時間内での見学を薦めてくれました。
1821年のトルコ軍によるパトラの破壊後再建されましたので，古い教会ではありませんが，ギリシャで二番目に大きいオーソドックス（ギリシャ正教）の教会とか。 内部は明るく，美しいフレスコ画で満ちていました。
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フレスコ画は最後の審判の場面でしょうか，大天使ミカエルが天国行きと地獄行きを選別しています。
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クーポラ下に下がるシャンデリアです。 木製の台枠を双頭の鷲が取り囲んでいます。 昔はこの上にろうそくを多数並べて照明にしていたのでしょうが今は飾りですが。
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