アッシジ，ペルージアへ行く電車に乗ろうと早朝テルミニ駅に行きましたら，イタリアの新幹線とも言えるペンドリーノが止っていました。 斬新な振子式電車ですが，少々古い感じです。その後の旅では緑色の帯の入ったペンドリーノの新型車両をあちこちで見かけました。
私達の鉄道の旅はすぐ近所でしたので，この様な長距離特急に乗るチャンスはありませんでした。ローマのテルミニ駅からアンコーナ行きの列車に乗り途中フォリーノ駅で乗換えます，乗換えたら 15分でアッシジです。
アッシジ駅からタクシーに乗りサン・フランチェスコ大寺に向かいます。 丘の下からサン・フランチェスコ大寺全体を見上げます。
サン・フランチェスコ大寺は上下 2層のお堂で構成されています。 まず下のお堂に入りますが，天井は余り高くありません。
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小鳥達に説法をする心優しいサン・フランチェスコを描いたフレスコ画がありました。
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サン・フランチェスコ大寺の下のお堂のステンドグラスです。 綺麗ですね。
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サン・フランチェスコ大寺の下のお堂のマリア堂です。 ライトアップされていましたので，フラッシュを焚かずに撮影してみました。 時代祭りの輿に乗る像でしょうか，きれいです。
地下にはサン・フランチェスコのお墓が鎖で巻かれて祀られていました。｜旅 紀行Topへ｜
サン・フランチェスコ大寺の上のお堂の壁にジョットが描く「サン・フランチェスコの生涯」のフレスコ画です。 お堂入口から逆に回ったらしく，サン・フランチェスコが亡くなる場面ですね。 上のお堂は天井も高く内部も明るいです。
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ジョットのフレスコ画の続きです。 この写真の撮影後に英語を話す神父さんから，撮影禁止である事を告げられました。 それではと，全ての絵を載せている本を買おうと思ったのですが見つけられませんでした。
その後の地震でこのお堂も被害を受け，無残にも天井が落下しました。その修復では瓦礫と化したフレスコ画をジグソーパズルの様に繋ぎ合わせる気の遠くなる作業が行われているそうです。
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上のお堂にも小鳥に説法をするサン・フランチェスコのフレスコ画がありました。 後に立っているのは誰でしょうかね。
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お堂の床には，聖痕を受けたサン・フランチェスコの両腕とペテロの鍵を組み合せた紋所がありました。 ここからパパ（法王）が選出された記念でしょうか。
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サン・フランチェスコ本寺を少し離れた位置から撮影します。 左側の階段下の入口が下のお堂で，お堂正面は上のお堂の入口です。
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サン・フランチェスコ本寺の前の道をコムーネ広場に向かって歩きます。 途中に噴水の様な施設がありました。 水槽の縁の石がすり減っていますので，共同の洗濯場ではないでしょうか。 何百年と使われて来たのでしょう。
道の途中にお土産の絵皿を売るお店がありました。 割れ物はあまり買いたくはなかったのですが，模様が街毎に異なりますので，シエナの街でついに買ってしまいました。 アッシジでも買っておけばよかったと今になって思っています。
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サン・フランチェスコ本寺から，だらだら坂を上がってコムーネ広場にやって来ました。 更に登るとロッカー・マジョーレの砦に至り，よい景色だそうですが，ペルージア行きの電車の時間が迫っていましたので諦めました。
この広場で時代祭りが行われるそうですが，又来たいものです。
コムーネ広場に面してローマ時代のミネルヴァ神殿があります。 今はお寺として使われています。 あいにく破風が写っていませんので残念ですが，古い歴史が繋がっているのですね。
サンタ・キアラ寺の拝観をあきらめてタクシーでアッシジ駅へ戻りました。 これからペルージアへ向かいます。
アッシジからペルージアまで電車で 20分です。