ベルガマの近くを通りましたが，遺跡には寄りませんでした。 道路は東進から南進に右折しましたが，そのコーナー部に風車が多数回っていました。
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アリアーの街の郊外にも風車が回っていました。 風車はエーゲ海沿いでは見かけましたが，内陸部では見かけませんでした。
ローマ時代のヴァリウス浴場の遺構です。 壁の厚さからしてかなり大きな建造物であったと思われます。
列柱はバシリカで，上部はローマ時代，下部はヘレニズム時代に遡るとか。 手前の茶色の丸い管は，遺跡から掘り出された当時の下水の土管を積み上げてあるのだそうです。 右後方のアーチは音楽堂です。
エフェソスの音楽堂です。 さほど広くない舞台でしたが，客席はかなり上まで残っています。
クレンテ通りの中間部に勝利の女神ニケのレリーフが置かれています。 写真撮影の人気スポットで，なかなか順番が回って来ませんでした。
大理石の貼られたクレンテ通りの続きです。 左右に数々の遺構が並び，奥にセルシウス図書館が見えます。 クルーズ船の団体も来ていましたのでにぎやかです。
クレンテ通りの左側にある邸宅跡の床モザイクです。 水に濡れるともっと綺麗だろうと思います。
クレンテ通りの右側にあるハドリアヌス神殿の遺構です。 小ぶりですが，ローマ皇帝の建物としての彫刻が見事です。
ハドリアヌス神殿の拡大です。 スプリトのディオクレティアヌス宮殿で見た模様とよく似ています。
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セルシウス図書館です。 表が立派な割に奥行きが短い建物ですが，保存状態が非常によく，ホォーと見上げてしまいます。
セルシウス図書館の拡大です。 内側から窓を通して表の彫刻を見上げています。 大金持ちの一般人ユリウスが，州総督の父セルシウスに捧げた建物とか。
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セルシウス図書館の拡大ですが，表側から見上げています。 格天井の様な天井が見られます。 柱頭彫刻等が，これでもかと彫られ少々ローカルな感じがしないでもありません。
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マーブル通りの背後に広がるアゴラの列柱です。 列柱の回廊で囲まれた大きな市場空間です。 後の青い鉄柱は大劇場修復工事用のクレーンです。
エフェソスの大劇場です。 山の斜面を半円形に彫り窪めて建設されています。 ここでも皆で「幸せなら手を叩こう」を歌いました。
大劇場から港へ通じていた港通りの脇に出土品が集められています。 天井石のパーツでしょうか，ジグソーパズルの様に全部繋がるとどんな模様になるのでしょうか。
これも出土品置き場のカットです。 大きな建物の一部の様ですが， 貴重な石円柱が略奪された跡かも知れません。
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エフェソス遺跡から少し離れた位置の山上にアヤノレク城塞が見えます。 その下のモスクの右側に聖ヨハネ教会跡が見えますが，ローマ時代にエフェソスに住み新約聖書を編纂した聖ヨハネの墓の上に建てられました。 又，この地は古代のアルテミス神殿の跡地でもあり，石柱が1本復元されています。
エフェソス遺跡の音楽堂脇のプリタニオンから発掘された，豊穣の女神アルテミスの像はエフェソス考古博物館に展示されているそうです。 （参考・豊穣の女神アルテミスの像）
